平川 寛樹 代表（ふらっとストレッチ)のインタビュー

スポーツ経験を活かしてストレッチトレーナーに

学生時代のスポーツ経験がこの道を志すきっかけになりました。小学校ではサッカー、中学で水泳。高校のときにはワンダーフォーゲル部でボルダリング。大学では躰道とさまざまなスポーツに携わってきたなかで、仕事として自分が活かせるものはなんだろうと考えたときに、やっぱりこのスポーツ経験を無駄にしたくないなと思ったんです。当時、たまたま目にしたストレッチ専門店に就職。トレーナーとして働くなかで、もっと予防の観点からのストレッチを広めていきたいという思いが強くなり、独立を決めました。やっぱり皆さん、身体の痛みが進行してきたときの最後の手段としてストレッチ店にいらっしゃるんですよね。ですが、ストレッチは予防として行うことでより効果が明確になるもの。痛みがない、つらさを感じていないときにストレッチをすることで、より元気に過ごせる状況を作っていく。それをもっと多くの方に知っていただきたいと思っています。

トータルプロデュースのストレッチトレーニング

当店は単なるストレッチではない“ストレッチトレーニング”という施術を行っています。低周波の機械で筋肉を緩めて伸ばす。ここまでは単なるストレッチですが、それにプラスしてチューブトレーニングや体幹トレーニングを行うコースを用意しています。柔らかさだけではなく、身体の芯の強さも鍛えられるのが特徴です。そして、トレーニング後のアフターケアとしてのストレッチもしっかりと実施します。お客様のお体、目標に合わせたトータルプロデュースのストレッチトレーニングというイメージです。どうしても最初は肩こりや腰痛など、何かしらの痛みから始まる方が多いのですが、僕の考えとしては痛みを治すのは当たり前。そのうえで、痛みが出ない状態に戻して維持できるように。さらに、それ以上の身体にすることを意識して施術しています。痛みもなくなったし、より元気になったな。前は考えられなかったけど一駅歩いてみようかな、といったように、生活するうえで身体が楽になることを目標にしています。「ストレッチを始めてから身体はもちろん、心も元気になってきた」という言葉が一番励みになります。

ストレッチにはメリットが満載！

セルフストレッチと僕らが提供するパーソナルストレッチは全くの別物です。お金を払ってまでストレッチしなくてもいいでしょ？というイメージを持つ方もいらっしゃいますが、やっぱり一人でのストレッチには限界があります。セルフでの可動域を100とするなら、僕らがサポートすることで130～140まで広げられるようになり、その差が徐々に痛みや不具合を減らすことに繋がります。可動域が広がることでパフォーマンスが上がるのはもちろんですが、一番のメリットは血の巡りがよくなること。疲れがたまりにくい、動脈硬化になりにくい身体になるほか、血色がよくなったり、お肌がきれいになったり。ストレッチで柔軟性を上げることにはメリットしかないと思っています。また、一人ひとりにあったストレッチ方法をお伝えすることも出来るのもパーソナルストレッチの特徴です。

成長痛もストレッチで解消できる

下は8歳、上は80代まで。さまざまな年齢層の方が施術を受けにいらしています。特にお伝えしたいのは、成長痛で悩んでいるお子さん。成長痛は当たり前のものではありません。柔軟性があれば成長痛が出てくることは基本的にありません。成長痛は身体の黄色信号なんだと思って、ストレッチで対策していただきたいと考えています。痛みが出ているのに無理にスポーツを行って怪我をしてしまったり、身長が伸び悩んでしまったり。そういったものが大人になったときの身体のゆがみに繋がる可能性もあります。身体にゆがみがあると肩こりや腰痛、血の巡りが悪いといった影響が出てきますが、小さいころから柔軟性を意識していれば、それに悩まされることもありません。成長期の柔軟性は一生に関わるものと思っていただきたいですし、当店でそのサポートが出来たら嬉しいです。

少しでも身体に違和感があるならストレッチを

海外だとストレッチをライフスタイルのルーティンに取り入れている方が多いので、日本でも同じようにストレッチを身近に感じてもらえるよう、ストレッチの良さをもっと発信していきたいと思っています。少しでも身体に違和感があるなと思ったら、ぜひ一度いらしてください。痛みが強くなってからだと改善スピードが遅くなり、つらい期間が長くなってしまいますから。「ちょっとおかしいな」と思ったら、店名通り“ふらっと”気軽にお問い合わせいただけたら嬉しいです。ストレッチが生活の一部になれば、身体も心もいい状態がキープ出来ますし、＋αとして「新しいスポーツを始めてみようかな」「遠出してみようかな」と思えるようにもなってくるはず。今後もストレッチを通して、皆さんの生活を彩るサポートを続けていきたいです。

※上記記事は2022年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。