小林 幹 代表（パーソナルトレーニングジム YOUR TRAINING（ユアトレーニング）)のインタビュー

思い立ったら即行動。世界一周旅行で見つけた「枠にとらわれない生き方」

新卒で入った人材会社での営業で、ファーストキャリアをスタートさせました。しかし、約3年ほど経った25歳のころ、人生を見つめ直すきっかけとして世界一周の旅に出たんです。赤道付近を中心に、アジア・ヨーロッパ・中南米など、約30ヶ国を周りました。価値観や宗教などバックグランドの異なる様々な人と触れ合うことで、自分の中で「多様性を受容する礎」や、「生き方の枠を超える力」がつきましたね。
帰国後、パイロットの求人募集にふと目がとまり、実際に養成学校へ足を運んだりなど調べていくうちに次第に興味が湧いてきまして。ですが、資格取得に莫大な費用がかかることから、なかなか踏ん切りをつけられずにいたんです。そんな中、東日本大震災が発生し、自衛隊の方々がヘリコプターで懸命に救命活動にあたる姿に感銘を受け、やはりヘリコプターのライセンスを取得しようと一大決心し、渡米しました。

コミットメント力を活かして人事からトレーナーの道へ

無事にライセンスは取得できたのですが、日本ではなかなか働き口がないことや、日本で適正とされるヘリコプターのパイロットの年齢を当時大幅に超えてしまっていたこともあって、就職に繋げることが非常に難しかったんです。
そこで、学生時代から憧れを抱いていた人事職へのキャリアチェンジを図り、縁あって入社した金融系の企業で約10年間人事として勤めました。この人事という仕事が私にとって天職といっても過言ではないほど楽しく、とてもやりがいを感じていましたね。人の面倒を見ることや、教育すること、親身になって相談を受けることが得意であり好きなので、それが現在のパーソナルトレーナーの職にも非常に活かされていると感じます。そんな人事の仕事に励む傍ら、筋トレも週6〜7で行うほど精を出していて、同じジムに通う会員さんから相談を受けることもしばしばでした（笑）トレーニング自体は趣味としてとどめていたんですが、コロナウイルスによって働き方が変化したことで対面で接する機会が減り、漫然と消化不良気味になってしまって…。人事の仕事はとてもやりがいがありましたが、以前より独立したいと考えていたことも重なり、趣味と強みを活かしたパーソナルトレーナーに転身しようと決めました。

『YOUR TRAINING』をジム以上のサードプレイス的存在に

完全個室のパーソナルジムを作るにあたって私が何よりも大切にしていることは、「トレーニングをするだけの場にしたくない」ということです。「また来たくなる」「ここに来れば私と楽しくお話ができる」など、トレーニングをする以外の付加価値を感じてもらえればと思っています。
また、現在トレーニングにきてくださるお客様の約8割が女性ということもあり、ゆったりとリラックスできるような女性らしい空間づくりも意識していますね。
トレーニングマシンなどを置くことによってどうしても無機質な印象を受けてしまうことが往々にしてあるので、その他のインテリアは柔らかい雰囲気のものをセレクトしています。

本質を引き出すヒアリングで「本当になりたい姿」へと導く

「お客様がどうなりたいと考えているのか」を、丁寧かつ親身なヒアリングを通してしっかりと見出していくことを重要視しています。「こうありたい」というお客様の本音の部分を初回で100％完全に引き出せることって実は非常に難しいんです。お客様から発される言葉の裏に隠しているものが多かれ少なかれあるとみています。そのため、幾度か適切なコミュニケーションを重ねてからお客様の本音や本質の部分を引き出し、着実にサポートするという形をとっています。

あらゆるお困りごとに対応！まずはお気軽にご相談ください

『YOUR TRAINING』は全ての人にフィットするジムでありたいと思っています。ダイエットに限らず、ボディメイク、健康増進、リハビリ、怪我予防、マタニティ・産後ケアなど、オールラウンドに対応していますので、どんなニーズをお持ちの方でも大歓迎です。
お困りごとをしっかりカウンセリングさせていただいた上でメニューをご提案しますので、足並みを揃え、納得感とともにトレーニングを開始させることもできます。
ですので、何か少しでも身体のことでお悩みのある方は、まずは一度お気軽にご相談に来ていただければ嬉しいですね。

※上記記事は2022年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。