伊藤 日出樹 院長（リラクゼーションサロン parumo（パルモ）)のインタビュー

マッサージ好きが高じて施術者へ

もともとお客さんとして、よくマッサージ店で施術を受けていました。決まったところに行き続けるというよりは、新しいお店ができると行ってみるというように、色々な施術を受けることを楽しんでいました。そんな時、大手マッサージチェーンの講習会の受講案内を見つけて、興味本位で受講してみたんです。とても楽しくて、気づけば講習を受けた大手マッサージチェーン店に施術者として立つようになっていました(笑)。そこからは、もう毎日研究の日々です。お客様との会話や施術前後のお客様の表情の変化をかんじながら、楽しく仕事に励んでいました。

コロナ禍をきっかけに独立を決意

大手マッサージチェーンでの仕事にやりがいを感じていたのですが、コロナ禍で店舗の営業時間自体が激減してしまいました。お客様に施術をしたいという想いはあるのにお店が営業していないわけですから、どうしようもありません。緊急事態宣言が解除されても店舗に入れるスタッフの人数は制限され、なかなか業務に付けず、多くのご指名をいただいてるお客様にご迷惑をかけ続けることになってしまいました。相当悩みましたが、思い切って独立開業することにしました。

お客様が求めるものを見極め、極上の時間を過ごしていただきたい

お客様が気づかれている辛い部分だけでなく、その辛さを引き起こしている根本原因を見つけて緩めていくこと、それが私の仕事です。ただ、私の施術はお客様の体の辛い部分を楽にするお手伝いはできますが、治療ではありません。だからこそ辛い部分の解消だけではなく、日々の疲れを癒すことができるように、心底リラックスしていただけることを考えています。カラダが辛くなる要因のほとんどは、その人個人の生活習慣やクセからくるものなので、長時間デスクワークをする方であればイスと机、モニターの位置のアドバイス、長時間の車の運転で、カラダが凝り固まった方がお車で来店されたときは、運転席に座らせていただきシートポジションの修正を進言させていただくこともあります。施術においては、コミュニケーションをしっかりとり、辛いところを軽くすることがメインなのか、体の流れを整えてリラックスしたいのか、マッサージをされながらおしゃべいがしたいのか、などお客様の求めるものを長年の経験と勘に頼りながら探っていきます。お客様が何を求めて当店に来られているのかをしっかりと見極め、言葉にされずともそのご要望に沿えるように努めています。

お客様に喜ばれ感動してもらえる施術を研究する日々

私のような施術者の多くは、他店で施術を受けたことがない人のほうが多いのが現状です。でも私は、自分がお客さんとなることで見えてくるものが多くあると思っているので、休みの日になれば月に2回から3回は他店での施術を受けるようにしています。施術方法はもちろんですが、電話対応や案内などの接客、お店の空間づくり、サービス内容など、参考になることがとても多いですね。いいものは取り入れ、自分の店を見直すということを繰り返してレベルアップしていければと思っています。また施術後にこれまで受けた施術と全然違う、感動したということをよく言っていただくのですが、そのお客様からの言葉が自分のやりがいとなっています。これからももっともっと感動していただけるように、尽力していきます。

組み合わせ自由な施術で、自分の体としっかりと向き合ってほしい

当店の施術内容は、施術内容を固定していません。時間の枠だけを予約していただき、当日の身体の調子に合わせてもみほぐしを中心に、ヘッドスパやオイルフットなどを自由に組み合わせることができます。予約時と施術当日の体調が異なることも多いと思うので、このようなフレキシブルな対応をさせていただいています。当日ヒアリングをして、お客様のご要望の内容をお聞きしながらこちらから施術の提案をさせていただいたり、本当にお客様に必要な施術を一緒に考えます。当店は完全なプライベート空間での施術を実施しており、安心してなんでもご相談いただければと思います。これまでマッサージを受けたことがない方はもちろん、様々なマッサージ店で施術を受けてきたけれどお気に入りのマッサージ店に出会えていない方まで、丁寧に施術させていただきます。体の疲れを癒しに、是非お越しください。お待ちしています。

※上記記事は2023年3月に取材したものです。
時間の経過による変化がございます事をご了承ください。