小林 由香利 副院長(杏林堂鍼灸接骨院・さぎぬまスポーツ整体)のインタビュー

杏林堂鍼灸接骨院・さぎぬまスポーツ整体 小林 由香利 副院長

杏林堂鍼灸接骨院・さぎぬまスポーツ整体 小林 由香利 副院長 YUKARI KOBAYASHI

1997年、鍼灸師である夫とともに「杏林堂鍼灸接骨院」を開業。その傍ら、睡眠改善インストラクターとしても活動。「カレントプロダクション」主宰。

交通事故をきっかけに志した、睡眠改善インストラクターの道

睡眠改善インストラクターになったのは、交通事故がきっかけでした。事故の後遺症で手がしびれ、不眠に悩まされていたんです。病院で睡眠薬を処方されたのですが、なんとなく薬に頼ることに罪悪感がありました。今まで向き合ってきた東洋医学の治療法とは、少し逆行しているような気がしていて……。

そんな矢先に、「睡眠改善インストラクター」という資格があることを知り、「眠れない原因を解決しよう」と思い立ち資格を取得しました。結果として、大変効果を実感しました。学びを深め、睡眠を改善するポイントを実践していくうちに、睡眠薬を飲む回数を減らしても快眠できるようになったのは、嬉しかったですね。

眠りへのカウントダウンは、朝起きた瞬間から始まっている!

その後、「カレントプロダクション」を立ち上げ、睡眠・健康・美容・食に関するセミナー・ワークショップの企画などを定期的に行いながら、睡眠改善のメソッドを一人でも多くの方へ伝えていく活動しています。また、鍼灸師の夫とともに経営している「杏林堂鍼灸接骨院」では、睡眠改善のための個別カウンセリングを行っており、お一人おひとりに合わせた改善プランを提案させていただいています。

近年、若い方から「不眠に悩んでいる」とお声をいただきます。20、30代の方々は働きざかりでしょうし、遅くまでパソコンやスマホを見ていることも原因かもしれません。「最近眠れないかも?」という方に気をつけていただきたいのは、朝の過ごし方です。実は朝起きた瞬間から、眠りへのカウントダウンは始まっています。目が覚めてから14時間後にメラトニンという物質が体内に分泌され、眠りの準備が整うのです。そのため、起きたら身体に「朝ですよ」とすぐに教えてあげることが重要です。方法としては、朝起きて1時間以内に朝食をとったり、冷たい水で手を洗ったりすることも効果的ですよ。

温熱療法と鍼灸治療を組み合わせたコース

当院では、様々なコースがあります。なかでも「温熱療法・鍼灸+リンパマッサージ」コースはお勧めです。鍼灸治療の後、温熱療法を施術致します。温熱療法とは、高周波機器を使用しカラダの奥深い筋層、皮下組織の中まで熱を浸透させていきます。鍼でツボを刺激した後、高周波温熱を施術することで、硬くなった筋肉を更に柔らかくする効果があります。ついウトウトしてしまうほどの気持ちよさなんですよ。そのあと、経路に沿ってマッサージを行うことで血流・リンパの流れを正常に戻していきます。

健康を目的としたコース以外にも、美容鍼や温熱フェイスリフトアップトリートメントなど、美容に特化したコースもあります。お得な回数券もご用意していますので、まずは身体にどんなお悩みがあるのかご相談いただけたらと思います。

患者さまの身体を、徹底的に把握する

施術では、患者さまの抱えている痛みを取り除くことが一番大切だと思っています。そのために、患者さまの身体を徹底的に把握しなければなりません。例えば、肩こりに悩んでいる方がいらしたら、すぐに肩を治療するのではなく、まずは身体全体を診させていただきます。患部だけに治療を行っていても根本的な改善にはなりません。初期段階では身体の中にある経絡(けいらく)を整えることが大切なんです。

地域の皆さまへ

温熱療法や鍼灸治療を受けると、より深く眠ることができます。眠りは長さが大切ではなく、どれだけ深い睡眠を取れたかどうかなんです。「認知症には睡眠不足が大敵」ともいわれています。ご自身が健康でなければ、家族を幸せにできませんよね。『 l  love me.』を合言葉に、健康的な生活スタイルを習慣づけましょう!

※上記記事は2021.5に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

杏林堂鍼灸接骨院・さぎぬまスポーツ整体 小林 由香利 副院長

杏林堂鍼灸接骨院・さぎぬまスポーツ整体小林 由香利 副院長 YUKARI KOBAYASHI

杏林堂鍼灸接骨院・さぎぬまスポーツ整体 小林 由香利 副院長 YUKARI KOBAYASHI

  • 出身地: 和歌山県
  • 趣味: 犬と遊ぶこと、絵画鑑賞、海外旅行
  • 座右の銘: l love me.
  • 好きな音楽: 竹内まりあ、ビリー・ジョエル
  • 好きな場所: パリ

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