横浜青葉どうぶつ病院 古田 健介 院長 KENSUKE FURUTA
北里大学獣医畜産学部獣医学科を卒業後、神奈川県内の動物病院に勤務。その後、北里大学獣医学部付属小動物診療センター全科研修医などを経て、2015年に「横浜青葉どうぶつ病院」を開業。
(横浜市営地下鉄「センター北駅」駅から徒歩2分)
北里大学獣医畜産学部獣医学科を卒業後、神奈川県内の動物病院に勤務。その後、北里大学獣医学部付属小動物診療センター全科研修医などを経て、2015年に「横浜青葉どうぶつ病院」を開業。
(横浜市営地下鉄「センター北駅」駅から徒歩2分)
獣医を目指したのは、中学3年生のときに仔ネコを保護したことがきっかけです。そこから動物に関わる仕事に就きたいなと思い始め、獣医だったら動物に関係することが多くあるだろういう感覚で北里大学の獣医畜産学部獣医学科に進学。卒業後は川崎にある病院に勤務していました。診察にあたるなかでもっと勉強したいという思いが強くなり、再び母校に。恩師のもとで研修医として4年間さまざまな経験を積みました。その後、自分が思う診療方針など、やりたいことを突き詰めていくならやっぱり独立した方が自由にできるだろうと思い、2015年に当院を開院しました。
当院には獣医が4人いますが、それぞれに得意分野を持っていることが最大の特徴です。僕は整形外科や外科が専門で、ほかにも循環器・腫瘍や画像診断など。ホームドクターとしての全般的な知識に加えて専門的な知識を掘り下げて診れるような体制を整えています。骨や関節系の病気ですと、他の病院からのご紹介もありますから、そういった2次診療としての対応もできるようになっています。
また、いらっしゃる飼い主様や動物たちとの距離感が近いのも特徴です。しっかりと診察をするため時間も長めですし、お散歩がてらに体重を測りに来る方もいらっしゃいます。たまに、お散歩途中なのか当院の前でうろうろしている子がいてどうしたんだろうと思うと、「入りたがっているみたい」と言われることも。大体、病院に行くことを嫌がる子が多いので、そういう子を見るとまだ嫌われていないんだなと思ったりもします(笑)。
診察するときに心がけているのは、ワンちゃんやネコちゃん、動物たちにきちんと向き合うこと。これはもう大前提のことですが。さらに、その上で飼い主さんの不安を取り除けるようなケアをしたいという思いもあります。皆さん、家族でもある動物たちの異変に不安や心配を抱えて来ていらっしゃいますので、「少しでもその気持ちが和らぐように」そういった思いで診察しています。
いろいろな病院に行ってよくならなかった子が当院で原因が分かって、治療後には走り回っている。「こんなに元気です」という動画を見せてもらうこともあり、そういった姿を見るとすごく嬉しいですね。それが自分の原動力になっていると思います。
ワンちゃんやネコちゃんも人間と同じで、病気の早期発見・早期治療は大事なこと。当院では、血液検査などを含めた健康診断のプランも用意しています。そこまで大がかりにやらなくても年に1度くらいは体重をチェックするなど、気にしていただくといいのかなと思います。
じわじわ体重が減っていることをきっかけに診てみたら病気だったという場合もありますし、高齢のワンちゃんだとお水をよく飲むようになってくることが病気のサインだったりします。ネコちゃんでも、高齢になって「最近よく寝てるね。歳を取ったから動かないね」と言っていたら、実は足腰が痛くなっているといった場合もありますね。
ですが、細かいことを気にしすぎてしまうのもあまりよくないですから、基本は食欲もあって元気で問題なく走り回っていればそれで十分です。年齢に限らず、ご飯の食べ方やお水の飲み方など、普通のときと比べての増減、元気なときとの差や変化を見ていただければ、それが健康のバロメーターになると思います。
妻の実家が近かったことなどいろいろな偶然が重なってこの場所に開業をしたのですが、この都筑区というのは動物と一緒に生活するという意味ではすごくいい環境だと思います。二次診療で都内など県外から来ていただくことも多いですが、近隣の方にとって困ったときに頼りになるホームドクターで在りたいなという気持ちも強いです。何か迷ったとき、不安なことがあるときには気軽にご相談にきてください。一言話すだけ、少し診察するだけでスッキリと心配ごとが無くなることもあると思います。困ったことがあったらすぐに相談できる。そんな身近な存在のどうぶつ病院になれたらと思います。
※上記記事は2021年6月に取材したものです。
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