八幡 誠 院長（荏田ファミリー歯科・矯正歯科)のインタビュー

この道を志したきっかけを教えてください。

ブラックジャックを読み医療の世界に憧れたからです。サラリーマン家庭に育ち、特に医療関係者がいた家系ではないのですが両親は、私の将来の夢を応援してくれました。私自身も矯正の経験があり、歯科医を目指しました。矯正歯科医は、より長くお付き合いできることがうれしいですね。恋バナを聞かせてくれる学生さんなど、さまざまな年代の患者様と関われるのも私は好きです。基本的には人が好きなんでしょうね。特に緊急の痛みを訴えて来られるわけではないので、いろんなお話をしながら患者様ひとりひとりとじっくり向き合える。それがうれしいですね。

このクリニックの特長である「矯正と一般歯科」具体的にどんなところが良いのでしょうか。

矯正治療の大事さとは、見た目はもちろんですが、虫歯や歯周病のリスクを減らすことにも効果的ということです。歯並びがデコボコしているとどうしても汚れがたまりやすくなりブラッシングが難しくなる。そういうお口の状態を整えて行きます。さらに、歯一本一本の寿命を伸ばすことにも大きく影響しています。いわゆる「受け口」「出っ歯」は見た目以上に、奥歯でしか噛めていないということがとても問題なんです。前歯がうまく合わさっていないため、噛む力が奥歯の数本だけにかかっている状態です。人が噛む力は数十キロにも及びますので、歯には計り知れない負担がかかっているます。その中に、虫歯になって神経を抜いてしまった歯があるとします。木で言えば枯れ木と同じ状態です。噛み合わせのバランスが悪い状態だと、枯れ木の様な歯に力がかかり、いずれは割れてしまうこともあります。28本の歯に均等に噛む力が分散されている状態であってこそ、治療した歯もそれ以外も長持ちさせることができます。歯並びを整えて治療できるスタイルが、患者様の健康をしっかり守ることにもつながるんですよ。一般的にはなかなか認識されていないことですが、歯科医としてその重要性を発信していきたいですね。

どんな患者様が来院されていますか？

矯正のご相談の患者様はもちろん、一般の虫歯や抜歯まで幅広いですね。ご家族ぐるみで来られています。当クリニックではキッズコーナーも設けています。家族が治療受ける立場だったら？を想定して作りました。娘の意見も取り入れたんですよ。家で親御さんがしっかりお話して来院されているので嫌がる子は少ないですがそれでもやはり好きで来られているわけではありません。ご褒美としてスーパーボールや風船などプレゼントしています。また、治療への不安や怖さをしっかり受け止めてくれるベテランの歯科衛生士さんがおります。小さいお子さんが少しでもリラックスして来院できるよう心を配っています。あとはお仕事帰りの方も通院しやすいように木曜は20時まで診察しています。

オープン当時は内覧会も開かれたそうですね。その目的は何でしょうか？

うれしいことに270名以上の方が来てくださいました。やはり、「どんなクリニックなのか」まずは知っていただくことが大事ですよね。新しいところに行って診察を受けなければ、治療や医師のことが分からないという状況は抵抗があります。内覧会では、クリニック内の設備や雰囲気を見ていただき、日頃歯について気になっていることを気軽にご相談いただく場としました。ご家族連れでお越しいただいてうれしかったですね。矯正の無料相談も随時受け付けています。

最後に地域の皆様にメッセージをお願いします。

ファミリー歯科という名前には、この荏田地区にお住まいのご家族が気軽に通えるクリニックにしたいという思いを込めました。1本でも歯が生え始めた赤ちゃんから、不幸にも自分の歯をなくされてしまったお年寄りまで、お口の健康のことは何でもご相談にのります。「こんなこと質問して大丈夫かな？」と遠慮されず、気になることは気軽に質問してくださるとうれしいですね。虫歯から矯正、ホワイトニングやインプラント、歯周病治療までひとつのクリニックで幅広く対応しています。木曜は20時まで、キッズコーナーも完備しています。急に歯が痛くなった！という緊急事態も対応いたします。ぜひ、一度ご来院ください。心よりお待ちしております。 　

※上記記事は2014.5に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。