ニコデンタルクリニック 大前 潤司 院長 & 瑛子 副院長 JUNJI & AKIKO OMAE
院長・副院長ともに、昭和大学歯学部を卒業。勤務医として幅広い症例に携わってスキルを磨き、たまプラーザ駅そばに「ニコデンタルクリニック」を開業。
院長・副院長ともに、昭和大学歯学部を卒業。勤務医として幅広い症例に携わってスキルを磨き、たまプラーザ駅そばに「ニコデンタルクリニック」を開業。
【潤司 院長】私の父親は千葉で歯科医院を経営したんです。兄弟3人の中で私だけが父の仕事に興味を持っていましたね。子どもの頃よく診療所に遊びに行き、スタッフの方達に遊んでもらっていました。患者さんに親しまれながら、感謝されている父の姿を見て「将来は歯医者になりたいな」と思ったことを覚えています。
【瑛子 副院長】私は祖父が小児科医だったこともあり、医療の世界にもともと興味がありました。歯科医師を選んだのは、中学時代の体験がきっかけでした。突然口が開かなくなってしまい、顎関節症と診断され、歯科医院に通うようになりました。そのとき担当の先生から「歯の噛み合わせで、身体全体バランスが変わってくるんですよ」というお話を聞いて、印象に残ったんです。自分の体験から口の重要性を感じたことが、歯科医師を志す大きなきっかけになったと思います。
【瑛子 副院長】大学時代にお互いテニス部に所属していて、そこで出会いました。今でも休日には一緒にテニススクールに通っています。
【潤司 院長】仕事も趣味も同じで、どこに行くのも一緒でして(笑)今でもテニスは健康のために続けています。
【潤司 院長】患者さんには歯科医院に来ることをできるだけ楽しんでもらいたいなと思っているので、カフェのような雰囲気にしました。 外観は日の光が入るようにガラス張りにして、中の様子が見えるようにしています。院内はバリアフリーな造りになっており、天井を高くすることで開放感を味わっていただけます。ただ、天井が高いのでちょっとしたお掃除もひと仕事なんですけどね(笑)
【瑛子 副院長】歯医者さんだけれども、気軽に立ち寄れる場所にしたかったんです。外から院内が見えるようにしたことで、最近では患者さんでなくてもお口のケアグッズを購入するために立ち寄ってくださる方も増えました。歯科医院以外ではなかなか置いていないデンタルケア用品やホワイトニング効果の高い歯磨き粉、お子様が寝る前に食べてもよいチョコレートやガムなどが人気ですね。
【潤司 院長】治療設備には、高精度の検査が可能な歯科用のCTを導入しています。また、最新式の口腔外バキュームで治療中に飛び散る汚れをキレイに吸い取りますので、衛生的な治療も当院の特徴です。待合室と治療エリアの天井には高機能の空気清浄器を導入しており、ウイルスの除菌だけでなく、有害物質対策や薬品の臭い対策にもなっています。多くの方がいらっしゃる場所ですから、院内の環境には特に気をつけていますね。
【瑛子 副院長】患者さんの中には「歯科医院に行きたいけど、子ども連れだと落ち着かない…」という方が結構いらっしゃるんです。そんな方のために、各治療ブースにはテレビを設置し、専用のマットを敷いてお子さんにアニメなどを観てもらっています。お子さんの状況をいつでも見られますし、お子さんの目線からも親御さんの足元が見えるので親子ともに安心して過ごしていただけています。
【潤司 院長】歯茎の腫れや出血するような歯周病が治りにくい方に、お口の除菌治療「3DS」がおすすめです。1日5分程度、マウスピースをつけるだけの手軽なものです。海外では多くの方が利用されていますが、日本ではまだまだ浸透していないんです。しかし、お口の除菌には口内からのウイルスが侵入することを防ぐ効果もあります。これからの時代に必要とされていくる治療ですね。
【瑛子 副院長】一般的な歯科治療のほかに、顎関節症の患者さんのためにボトックス治療を行うこともあります。顎にボトックスを打つことで過剰な動きを止め、歯ぎしりや食いしばり抑えることができるんです。わたしも同じ病状を抱えているので、行っています。
また、ニッと笑うと歯茎が見える、いわゆる「ガミースマイル」というのがあるのですが、それを嫌がる方もいらっしゃるんです。そういった場合にもボトックス治療は有効です。鼻下にボトックスを打つことで、皮膚が上に広がらず歯茎が見えないようにできます。審美歯科のひとつとして、こういった口元の治療も歯科医院で行えるようになってきていますね。
【潤司 院長】診療の際に大切にしていることは、「痛みの少ない治療を行うこと」「治療の終わりが見えるよう患者さんに丁寧にご説明すること」です。治療では麻酔薬や電動麻酔機を使用しますが、患者さんには「ぜんぜん痛みを感じなかった」と驚かれます。 今までの経験で「どこに注射をすれば痛みが少ないか…」というテクニックも学んできましたので、痛みが少ない治療を施すことが私のモットーです。
もうひとつは、治療の終わりを見据えた治療計画を立てること。治療の過程がわからないまま歯を治されたのでは、患者さんも不安になってしまいますよね。ですから、お口の中を拝見した時に「ここを治して最終的にこうなります」としっかりとご説明します。どのくらいの期間がかかるのかを患者さんにご理解いただくことで、モチベーションを保っていただきながら治療に臨んでいただくよう取り組んでいます。
【瑛子 副院長】私が治療の際に大切にしていることは、患者さんの立場に立って治療を行うことです。例えば、お仕事が忙しくてあまり治療に来られないようであれば、それに合わせた治療計画を立てます。治療を怖がるお子さんには、「今日はお口の中を吸う練習だよ」「次はお口のお掃除をしようか?」など、お子さんと対話しながら少しずつ治療を行うこともあります。もちろん親御さんの了承を得て行いますが、時間や足を運ぶ回数が増えてしまっても、歯医者が嫌になるよりいいのではないかと思っています。これからも患者さんに寄りそった治療やお口のケアを続けていきたいと考えています。
【潤司 院長】院内は待合室や治療ブースなどの過ごしやすさに気を配って、ウイルスや感染症対策もしっかりと行っています。お子さんやご家族、ご高齢の方まで安心して来ていただけるクリニックです。お子さんには虫歯の予防に効果があるフッ素の無料塗布を実施していますし、妊婦さん向けの検診や区の検診事業にも対応しています。こうした公的な制度も含めて歯医者さんへ足を運ぶきっかけにしていただければと思います。
【瑛子 副院長】歯はご自分の目では見えない部分もありますし、治療に不安を感じる方もいらっしゃると思います。当院ではお口の中をカメラで撮影し、撮影した画像は治療ブースの画面で見ていただいて、歯石や虫歯の状態をわかりやすく説明していきます。患者さんが入れ歯にならず、ご自分の歯で食べられるようにお手伝いできればと考えております。気になることがあれば、何でもご相談ください。
※上記記事は2021年2月に取材したものです。
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